新メニュー開発の必要性と開発方法を解説

店舗運営において大切な業務の一環として「新メニュー」の開発が挙げられます。何故開発が必要なのか?実際どのような方法で進めていけば良いのかを解説していきます。

目次

【1】なぜ新メニューは必要か

①看板メニューの必要性

②新メニューは演出のひとつ

③メニュー開発の目的 

         

【2】新メニューの開発方法

①マーケット(地域)の調査

②販売する客層・時間帯の設定

③原価と売価の設定

④宣伝・媒体の準備

⑤新メニュー研修と試食

⑥販売開始 

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ぼんやりと新メニューについて見えてきたかと思いますが、ここからは必要性、開発方法について詳しく説明します。                            

【1】なぜ新メニューは必要か 

①看板メニューの必要性                                                                      新メニュー開発は看板メニューの開発といっても過言ではありません。。看板メニューが出来る事で店舗への貢献度は以下のようになります。                                         ★来店動機に繋がる★                                        ★口コミ評価が上がる★                                         ★安定した売上確保(客数)に繋がる★

~~~~~売上に貢献してくれる大切な行為~~~~~

②新メニューは演出のひとつ

新メニューの発売は、お客様への演出(PR)となります。どの製造メーカーでも常に「新商品」を開発し続けている事は皆様も御存じの通りです。メニューを開発し発売する事でお客様への来店動機に繋げましょう。例えば、マックで自分の好きなメニューが発売された際にはいってみようかな?なんて気持ちになるのが「新メニュー」です。新メニューを店内外でPRする事で華やかさも演出出来ますね。

~~~~~お客様へ何かやってるぞ!!~~~~~

③メニュー開発の目的

ここからは経営的な数値の捉え方を考えていきましょう。新メニューを開発するにあたり「目的」を明確にしましょう。売上=客数×客単価、売上を上げる為の開発ですが、客数増なのか、客単価アップなのか、目的によって開発するメニューや内容も異なってくると思います。

●客数増が目的(客数=固定客+新規顧客)の場合

「新規顧客」を獲得し客数全体の底上げを図り目的でしたら、今まで来店された事の無いお客様を取り込むので、「来店動機」に繋がるメニューを開発しましょう。

簡単に説明しますとマックで客数が激減した5~6年前に出来た「100円メニュー」の数々は、とにかく客単価は度外視しお客様に来店して頂く事を目的とた戦略でした。勿論、100円で帰られてしまったら客数増を見込んで増員した従業員の人件費が圧迫する事が想定されておりましたので、徹底した「セールストーク」を展開しました。

●100円のみのお客様には「御一緒に~~」と100円商品の売り込み

●100円以外のお客様には、「100円で〇〇」が追加出来ますがいかがでしょうか?

といった具合に客単価が落ちない行為も同時に行いました。結果は客数は約40%程度伸びたとされております。驚異的な伸び率ですね。

客数が戻った後はひそかに100円メニューは残しつつも、季節商品、セットメニューの販売に力を入れ客数を維持したまま売上増を達成出来た「新メニュー」開発~販売でした、参考になさって下さい。                

【2】新メニューの開発方法 

①マーケットの調査

立地のマーケット調査を新メニュー開発を機に行ってみましょう。あまり難しく考えないで大丈夫です。地域にいる方々、来店されていないお客様の「客層」つまり「年齢層」「男女」「職業」を把握し売り込みべき「ターゲット」を明確にしましょう。例えば若者の多い渋谷にお年寄り向けの店舗は少ないですよね。ところが巣鴨に行けば逆のパターンになりますね!!皆さんが渋谷に出店するなら誰をターゲットにしますか?簡単ですね!!まずはこの部分を把握しましょう。

②販売する客層・時間帯の設定

誰に(客層:男女どちらか?)、いつ(時間帯)何を(客層の好むカテゴリー)売り込むかを決定しましょう。

~~~~今回はサラリーマンにランチを売り込む(ランチメニュー)仮説を立てます~~~

③原価と売価の設定

まずは売価、サラリーマンがランチに出せる金額とは?

勿論、地域にもよりますが、上記統計グラフより平均「550円」程度であれば買ってもらえる価格帯であると思われます。「売価は税込み550円」に決定。従って原価比30%の165円程度で原価設定しましょう。

④宣伝・媒体の準備

サラリーマン向けの媒体ですと、即効性があるのが「チラシ配布」ですね。しかし配布場所は道端ではなく直接会社に伺い「お願いします」と配布しましょう。会社へ配布したチラシは店頭のようにもらった次の瞬間に「ゴミ」にされる可能性は低いですね。

 作成には迷わず「ラクスル」ですね。A4片面フルカラーでなんと1枚1.1円から印刷できます。 一番人気のA4サイズはもちろん折込に最適なB4サイズや、 フライヤーで定番のB5サイズまで幅広くご用意しております。 納期に余裕のある方は格安の長納期でのご購入がおすすめです。 ラクスルの激安チラシ印刷は1枚”1.1円”からとお得で手軽な「ラクスル」にて作成しましょう。激安印刷通販ならラクスル! 


⑤新メニュー研修と試食

メニューが決まったら研修ですね!!今回は「ランチメニュー」ですので、時間の無いサラリーマンの為に「素早く」「当然美味しく」提供できる訓練が必要ですね。いくら美味しくてコスパが良くても限られた昼時間ですので、早い提供は必須です、その為に事前に研修をしっかり行いましょう。

⑥販売開始 

いよいよ販売開始です。目標販売数を従業員まで共有し、いらっしゃったお客様には徹底的にセールストークしましょう【「お得なランチの新メニュー」を販売中です、是非ご賞味下さい】目標販売数に向け頑張りましょう!!

上記が新メニューの立案から販売までの流れとなります。この武器を使い「新規顧客」獲得に繋げましょう。失敗したらまた1からメニュー開発すれば良いのです。全てのメニューがうまく行く事はまずないです、繰り返し行う事でやっと訴求出来ると信じ開発しましょう。